最終更新:2026年9月1日
日本のクレジットカード決済額は、2025年に134.6兆円となりました。経済産業省が公表した2025年のキャッシュレス決済額162.7兆円のうち、クレジットカードは82.7%を占めています。
日本クレジット協会の年次市場規模統計では、2025年のクレジットカードショッピング信用供与額は134.586兆円です。経済産業省の134.6兆円は、この年次統計と丸めの範囲で整合しています。
クレジットカード決済額の推移
| 年 | 決済額 |
|---|---|
| 2017 | 58.4兆円 |
| 2018 | 66.7兆円 |
| 2019 | 73.4兆円 |
| 2020 | 74.5兆円 |
| 2021 | 81.0兆円 |
| 2022 | 93.8兆円 |
| 2023 | 105.7兆円 |
| 2024 | 116.9兆円 |
| 2025 | 134.6兆円 |
公表表示値ベースでは、2025年は2024年の116.9兆円から約15.1%増です。2017年の58.4兆円と比べると約2.3倍となり、2017~2025年の年平均成長率(CAGR)は約11.0%です。前年比とCAGRはいずれもOtakuwalletによる計算で、公式公表の成長率ではありません。
2025年のキャッシュレス決済に占める位置づけ
| 決済手段 | 2025年決済額 | 構成比 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 134.6兆円 | 82.7% |
| デビットカード | 5.5兆円 | 3.4% |
| 電子マネー | 6.0兆円 | 3.7% |
| コード決済 | 16.6兆円 | 10.2% |
| 合計 | 162.7兆円 | 100.0% |
金額ベースではクレジットカードが日本のキャッシュレス決済の中心です。キャッシュレス決済全体の比率や分母の定義変更については、日本のキャッシュレス決済比率の推移で整理しています。
この134.6兆円は何を表すのか
このページでいう「クレジットカード決済額」は、日本クレジット協会の年次市場規模統計におけるクレジットカードショッピング信用供与額を基礎とし、経済産業省がキャッシュレス決済比率の分子に用いているクレジットカード金額です。日本クレジット協会は、この指標を消費者が1年間にクレジットカードショッピングを利用した額として説明しています。
一方、毎月公表される「クレジットカード動態調査」は主要カード会社を対象とする調査であり、業界全体の市場規模を表すものではありません。年次市場規模と月次動態調査は区別して扱う必要があります。
カード会社別の取扱高とは別の統計
楽天カードなど各社がIRで公表するShopping GTVやカード取扱高は、会社ごとに対象範囲や会計上の定義が異なります。そのため、134.6兆円という日本市場全体の値と、個社KPIをそのまま同じ定義の数字として比較することはできません。
企業・業界構造を見る場合は、銀行系・信販系などカード会社系統別の取扱高、個社の歴史を見る場合はクレジットカード取扱高ランキング・楽天カード長期推移も参照してください。
統計を見るときの注意点
- この系列は暦年のクレジットカードショッピング市場規模を扱います。
- 2017~2023年は経済産業省の長期推移資料、2024・2025年は各年の経済産業省公表資料で確認しています。
- 2025年の134.6兆円は、日本クレジット協会の年次市場規模134.586兆円とも照合しています。
- コード決済等との比較では、クレジットカード紐付け・チャージ分の重複除外方法が統計によって異なるため注意が必要です。
- 本ページの前年比、倍率、CAGRは公表値をもとにしたOtakuwallet計算です。
出典
- 経済産業省「2025年のキャッシュレス決済比率を算出しました」 — 公開日2026年3月31日(関連資料は2026年6月18日更新)、対象2025年、取得2026年9月1日。
- 経済産業省「2024年のキャッシュレス決済比率を算出しました」 — 公開日2025年3月31日、対象2024年、取得2026年9月1日。
- 経済産業省関連調査「現在の我が国のキャッシュレス決済にかかる最新動向・環境変化」 — 2017~2023年系列を確認、取得2026年9月1日。
- 日本クレジット協会「クレジット関連統計」 — 年次市場規模統計、取得2026年9月1日。
日本の決済統計全体は、日本の決済・クレジットカード統計データ集にまとめています。
