コンビニエンス・ストアにおける決済動向: 2019-2022/3
コンビニエンス・ストアにおける決済手段ごとの動向をまとめてみた。QRコード決済の登場以前は、電子マネーが主流でしたが、2022/3時点での取扱高は、電子マネーとQRコード決済がほぼ同じ水準になっています。
そのほか、(コロナ前の)訪日旅行者の活況を受けて、コンビニ各社はクレジットカードの取扱を強化してきましたが、ほぼ横ばいとなっています。
コンビニにおいてボリュームゾーンの単価の低い取引は電子マネーとQRコード決済が選ばれており、電子マネーからQRコード決済への移行が進んでいることがわかります。
決済手段ごとの単価は、電子マネーとQRコード決済がほぼ同じ。クレジットカードの単価が最も高くなっています。
そのほか、決済手段ごとの取引件数は以下の通りです。
本グラフは、一般社団法人キャッシュレス推進協議会 – PAYMENTS JAPANが公表している統計データをもとに作成しています。
本調査は、以下3社から提供されたデータを集計したもの。
- 株式会社セブンイレブン・ジャパン
- 株式会社ファミリーマート
- 株式会社ローソン
決済手段の分類
- 国際ブランド決済(国際ブランドが提供する、クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードを含むすべての決済手段(非接触含む))
- 電子マネー決済(iD、QuicPayを含む)
- (QR)コード決済
- その他(一部の商品券、地域振興券等は含まない)
参考URL: https://paymentsjapan.or.jp/publications/research/cvs-payment/